入院日記Ⅺ【感性】
Sensor【感じる女性、感知、見えないものを感じる力】
「高感度アンテナ」
言葉にしなくても触れなくてもエネルギーを伝えることができる
誰もが本来持つ原始の力、超感覚を信頼する
いよいよ明日、退院
病院で受けた家族指導をきっかけに、夫と退院後の生活についての話しをした
これを機にいろいろ仕切り直したい私と
そのままでいいと言う夫
あれこれ「こうしたい」気持ちが強い私と
「そんなことはどうでもいい」夫
「基準」も違えば「普通」も異なり、全く意見が合わない
7カ月の入院期間で何かが変わったように思えたけれど、お互いのスタンスは変わっていなかった
子供の頃の家族との生活の中で
学生時代の先生やクラスメイトとの関わり
大人になって組織にお勤めする日々でも私は
自分を守るため、自らの平静を保つために、気づかないふりをしていたことがたくさんあった気がする
もう自分に嘘はつけない!と、ここ数年は特に本音で生きてきたつもりだったけれど、夫との関係性の中では、昔の癖がまだ残っていたな〜
いつもと違う視点で分析する時間をたくさん持てた入院生活の中でそう気づき、もう逃げないと自分に誓った
夫と話していて感情が揺さぶられても、もう逃げずに、逃さずに対話するのだ
すると、意見は合わず、いつものように平行線だった中、変化に気づいた
夫は私の意見を聴こうとしている
私は夫の意見を聴こうとしている
以前はいつしかお互いを避け、そんな場さえ持てなかったのが、今は分かり合えなくても、なんとかコミュニケーションを取ろうと試みている
このときは時間切れで何の解決策も出なかったが、話したあと、これまで感じたことのない軽やかな空気と爽快さを感じた
表面上は何も変わっていないようでも、見えないところでは大きく変化している!
疑うことなく、そう信じていられる自分が可愛い
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〈2/15夕食〉
ごはん
味付けのり
豚肉のカレー風味焼き
冷奴サラダ
お浸し
〈2/16昼食〉
焼きそば
ポテトサラダ
プリン
りんご